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お問い合わせがん治療難民への当院の取り組み
がん治療難民の患者さまへ
「がんの治療説明を受けたものの、これで良いのか分からない」「もっと別の治療法があるのではないか」という方は多いのではないでしょうか。提示された治療についてご不満・不納得感のある患者さまのことを「がん治療難民」と呼びます。
患者さま一人ひとりの症状、状況にあわせて適切な治療を受けたい。でも、どこで受けられるのか分からない。そんな患者さまのために、福岡市中央区の「鶴田クリニック」で行っている4つの取り組みをご紹介します。
がん治療難民とは？
がん治療難民とは、日本医療政策機構では、「がんの治療説明または治療方針決定時のいずれかにおいて、不満・不納得を感じた患者のこと」と定義しています。同機構の2006年の調査によれば、日本のがん患者の半数以上であるおよそ68万人が、がん治療難民であるとのことです。
「自分にあった治療を受けたいけど何が良いか分からない」「過去に受けた治療に納得できず後悔している」「国内未承認の抗がん剤治療を行える医師はいないのか......」
総合的な話を聞いてみたい。他の選択肢が分からない。どう探したら良いのか分からないという方が、がん治療難民になってしまうことは決して珍しくありません。
がん治療難民への当院の取り組み
化学療法
化学療法を行う場合、入院または通院で治療することがほとんどです。しかし、そのどちらも困難であるという方は少なくありません。当院では、医師・薬剤師・看護師が連携し、ご自宅でも病棟と同じように化学療法を受けていただける体制を整えています。副作用管理についても、24時間365日対応していますのでご安心ください。
プレシジョンメディシン（精密医療）・がん遺伝子パネル検査（がんゲノムプロファイリング検査）
保険診療の場合、がん遺伝子パネル検査は1回のみしか行えません。しかし、がん細胞は治療中に突然変異を起こすことがあり、1回のみの検査では状況に合わせた適切な治療は困難です。当院では、進行中のがん遺伝子変異に対応するため、再検査を行っています。検査結果に基づき、患者さまごとの個別性ある治療をご提供いたします。
プレシジョンメディシン：がん遺伝子パネル検査（がんゲノムプロファイリング検査）はこちら
PhaseⅡ以上の本邦未承認/海外承認薬の投与
保険診療による治療では、十分な効果が得られないことは少なくありません。当院はがん薬物療法専門医が在籍するクリニックとして、PhaseⅡ以上の本邦未承認/海外承認薬の使用を行っています。確実なデータによって安全性や有効性が裏付けられた薬剤のみを使用しますので、安全で効果的な治療をご提供できます。
希少がんへの取り組み
年間症例数がわずかしかない希少がんは、治療法が確立されていない物も多くあります。そのため保険適用の標準治療では対応できないことがほとんどです。当院では、希少がん患者さまが最善の治療を受けられるように、保険適用外となる高度な治療・最先端の治療法をご提供する体制を整えています。